パブコメ募集:周波数再編アクションプラン
掲題の件でパブコメの募集がかかっています:
『周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)に対する意見募集』
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000526.html
今回は,“アマチュア”に特化した項目が設けられていますのでご注目.
以下,
https://www.soumu.go.jp/main_content/000969386.pdf
の,PDFの35~36/41ページからの抜粋です:
...読み解きましょう(長文御免).
3点に分けます:
358,068(2023年度末) ÷ 1,364,316(1994年度末)= 26% ≒ 1/4.

〔総務省謹製
『アマチュア無線局数の推移』(Excelファイルが降ってきます)
https://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/others/amateur/transition.xlsx
『情報通信統計データベース』(2023年度末のデータを補完)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/denpa02.html〕
●ウィンドプロファイラレーダー
6mです.
アマチュア側が一次業務――一次分配とも――です(アマチュア側が強い).
『パブコメ募集:周波数割当計画』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/504174724.html

〔リンク先:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/windpro/wprgenri.jpg〕
●タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)・
リモートキーレスエントリシステム(RKE)
433.92MHzです.
アマチュア側が一次業務です.
『パブコメ募集:433.92MHzのTPMS・RKE』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/504772516.html

〔引用:陸上無線通信委員会報告(案)『433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件』〕
“固定業務”とは...れいの,金融取引用の,光ケーブルよりも低遅延の
短波帯デジタル固定局
のことですかね?
おなじ資料の14/41ページに言及があります.
しばらく「議論が止まっていた」ように見えていましたが,いよいよ,今年度中には技術的条件を策定――と:
もともと10.130MHz台にアヤシイぴろぴろ信号*が居座っていますけどね.
10MHz帯は,アマチュア側が二次業務(弱い)です.
*:「短波帯デジタル固定局」は12kHz幅とか48kHz幅とか言われていますので,あの ぴろぴろ信号とはだいぶ異なります.
シカゴと結ぶのなら,もうちょい高い周波数のほうがよさげ? 冬季用? 対アジア用?
いまは「実験試験局」として下準備が進められています:
『シン・JB2XH』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/504743515.html

「短波帯デジタル固定局」は,アマチュア局への干渉は無罪放免――という位置づけになっています.
WRC-23後,議論が停滞していたように見えていましたが,いよいよ本格対処へ.
最悪は,バンドエッジを除いて,“特小化”されます.

アマチュア(JARL)側のスタンスは――
「仰せの通りレピータをQRPしましたんで,それでお許しくださいお役人サマ」
――です.
『WRC-23速報:1200MHz帯の新制約』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/501522199.html
1200MHz帯は,アマチュア側が二次業務です.
私の準備書面・パブコメをお読みいただいたようで,ありがとうございます.
5.6GHzでは,
京都・愛知2府県の計6局だけのために,計50MHz幅
をガメています.
それよりは,このバンドの実需の中心たる ドローン でお使いいただいたほうがええんでないかい?――と.
ドローンパイロットの皆さんは 賛成 のパブコメを差し入れるように.
『5.6GHzだけの局,その後(最終)』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/502266644.html

ほかのバンドも含めたレピータの開設状況は,下表のとおりです.
*:JR1WB 大手町 は除きました(局名録の『レピータ局一覧』にないので).
†:JARL Web(https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-1_Repeater/list/ushweb.pdf)では「39局」としています.
たまにはオーディットせんといかんなぁ....
端的には,7MHz帯の周辺諸国とのハーモナイゼーションについてのJARLからのパブコメの募集がありました:
『IARU第3地域 HF バンドプラン委員会の40mバンドプラン改正案に関する意見募集』
https://www.jarl.org/Japanese/4_jarl/4-4_info/R3_40mBandPlan1.html
「全電波型式~あとはアマチュアのみなさんにおまかせ」――ってなオチもあるか?
特定実験試験局――簡便かつ短期間で開設できる実験試験局――が,同居してくる方向に.
以上です.
―・・・―
この『周波数再編アクションプラン』とも関連しますが,
本日(9/30(月))付で,「4.9~5.0GHz」がスマホに分配になりました(先住者の11jは,今後立ち退きです).
間髪を入れず,「欲しい人,手をあげて!」のコールがかかっています:
『4.9GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付開始』
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000662.html
同時に,5Gの中継局――おうちの窓際に置くレピータなど――ほかも制度化されています.
『電波法施行規則等の一部を改正する省令』(R6省令89)ほか,R6告示275~294,R6訓令36にて.
『周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)に対する意見募集』
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000526.html
今回は,“アマチュア”に特化した項目が設けられていますのでご注目.
以下,
https://www.soumu.go.jp/main_content/000969386.pdf
の,PDFの35~36/41ページからの抜粋です:
Ⅸ その他周波数の再編・電波の利用等に関する取組
【中略】
(12)アマチュア無線周波数帯における周波数の割当てや共用等の検討
アマチュア無線については、ピーク時の1/4に近い数字にまで利用者が減少している状況であり、電波監理審議会による電波の有効利用の程度の評価結果に基づき、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための取組を引き続き進めるとともに、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえた、アマチュア無線全体の周波数割当ての見直しや更なる共用の推進等に向けた検討を行う。
当面の課題として、以下に掲げるものについて検討等を行う。【後略】
- 10.1~10.15MHz 帯において、国際的な電波の新たな利用需要や国際分配等を踏まえ、固定業務との共用検討を行う。
- 1260~1300MHz 帯において、WRC-23 の決議を踏まえ、アマチュア業務及びアマチュア衛星業務は、周波数を共用する無線航行衛星業務(宇宙から地球)の受信機に有害な混信を生じさせないことを条件とすることを周波数割当計画に反映する。
- 2400~2450MHz 帯、5650~5850MHz 帯、10.1~10.25GHz 帯の周波数帯において、いわゆるバンドプラン(運用規則告示)のアマチュア業務の中継用無線局の使用が低調又は使用されていない周波数の使用区別があることを踏まえ、検討を行う。
また、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえ、当該周波数帯も含めた、いわゆるバンドプラン(運用規則告示)全体の将来的な見直しや更なる共用の推進に向け、検討を進める。- 10.45~10.5GHz 帯、24~24.05GHz 帯、47~47.2GHz 帯において、特定実験試験局の対象周波数とすることを検討する。
...読み解きましょう(長文御免).
総論――“全体の周波数割当ての見直しや更なる共用の推進”
Ⅸ その他周波数の再編・電波の利用等に関する取組
【中略】
(12)アマチュア無線周波数帯における周波数の割当てや共用等の検討
アマチュア無線については、ピーク時の1/4に近い数字にまで利用者が減少している状況であり、電波監理審議会による電波の有効利用の程度の評価結果に基づき、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための取組を引き続き進めるとともに、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえた、アマチュア無線全体の周波数割当ての見直しや更なる共用の推進等に向けた検討を行う。
3点に分けます:
(1) 減少状況
はい,減ってます.358,068(2023年度末) ÷ 1,364,316(1994年度末)= 26% ≒ 1/4.

〔総務省謹製
『アマチュア無線局数の推移』(Excelファイルが降ってきます)
https://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/others/amateur/transition.xlsx
『情報通信統計データベース』(2023年度末のデータを補完)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/denpa02.html〕
(2) 周波数割当ての見直し
なかなか「バンドください」とは,言いずらい状況.(3) 更なる共用の推進
すでにここ2か月の間で,以下の2件が持ち掛けられています.●ウィンドプロファイラレーダー
6mです.
アマチュア側が一次業務――一次分配とも――です(アマチュア側が強い).
『パブコメ募集:周波数割当計画』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/504174724.html

〔リンク先:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/windpro/wprgenri.jpg〕
●タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)・
リモートキーレスエントリシステム(RKE)
433.92MHzです.
アマチュア側が一次業務です.
『パブコメ募集:433.92MHzのTPMS・RKE』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/504772516.html

〔引用:陸上無線通信委員会報告(案)『433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件』〕
10MHz帯
当面の課題として、以下に掲げるものについて検討等を行う。
- 10.1~10.15MHz 帯において、国際的な電波の新たな利用需要や国際分配等を踏まえ、固定業務との共用検討を行う。
“固定業務”とは...れいの,金融取引用の,光ケーブルよりも低遅延の
短波帯デジタル固定局
のことですかね?
おなじ資料の14/41ページに言及があります.
しばらく「議論が止まっていた」ように見えていましたが,いよいよ,今年度中には技術的条件を策定――と:
| 3 制度整備に向けた取組 【中略】 (2)短波デジタル通信[3~30MHz] ① 海外における短波帯のデジタル方式の導入状況等を踏まえ、短波国際通信(固定局)を対象にデジタル方式の導入に向けて、令和6年度中を目途に技術的条件を取りまとめる。 【後略】 |
もともと10.130MHz台にアヤシイぴろぴろ信号*が居座っていますけどね.
10MHz帯は,アマチュア側が二次業務(弱い)です.
*:「短波帯デジタル固定局」は12kHz幅とか48kHz幅とか言われていますので,あの ぴろぴろ信号とはだいぶ異なります.
シカゴと結ぶのなら,もうちょい高い周波数のほうがよさげ? 冬季用? 対アジア用?
いまは「実験試験局」として下準備が進められています:
『シン・JB2XH』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/504743515.html

「短波帯デジタル固定局」は,アマチュア局への干渉は無罪放免――という位置づけになっています.
1200MHz帯
- 1260~1300MHz 帯において、WRC-23 の決議を踏まえ、アマチュア業務及びアマチュア衛星業務は、周波数を共用する無線航行衛星業務(宇宙から地球)の受信機に有害な混信を生じさせないことを条件とすることを周波数割当計画に反映する。
WRC-23後,議論が停滞していたように見えていましたが,いよいよ本格対処へ.
最悪は,バンドエッジを除いて,“特小化”されます.

アマチュア(JARL)側のスタンスは――
「仰せの通りレピータをQRPしましたんで,それでお許しくださいお役人サマ」
――です.
『WRC-23速報:1200MHz帯の新制約』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/501522199.html
1200MHz帯は,アマチュア側が二次業務です.
2.4G・5.6G・10.1GHz帯
- 2400~2450MHz 帯、5650~5850MHz 帯、10.1~10.25GHz 帯の周波数帯において、いわゆるバンドプラン(運用規則告示)のアマチュア業務の中継用無線局の使用が低調又は使用されていない周波数の使用区別があることを踏まえ、検討を行う。
私の準備書面・パブコメをお読みいただいたようで,ありがとうございます.
5.6GHzでは,
京都・愛知2府県の計6局だけのために,計50MHz幅
をガメています.
それよりは,このバンドの実需の中心たる ドローン でお使いいただいたほうがええんでないかい?――と.
| 【G.2】「2.(12)および(15) 総務省への要望」に関し,5.6GHz帯レピータバンドのドローンへの開放を(対総務省交渉) 実態として,京都・愛知2府県の計6局だけのために,計50MHz幅もの帯域を,全国一律に排他している(9月施行予定の新告示). よって,ワイヤレス人材・ドローン人材の育成の観点からは,同バンドの実需の中心たるドローンの共用を許すべきではないか? とくに欧米では,“Raceband”として,下図に示す6チャネルが用いられている(くわえて日本のアマチュアバンド外で5,880・5,917MHz).本案はそれらの使用・国際調和に道を拓くものである. ![]() 〔2023年社員総会の準備書面〕 |
| ●別添12(アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別を定める件)で,注11にたとえば「ただし、5,650MHzから5,850MHzまでの周波数帯においては、連盟の中継用無線局の運用に妨害を与えない場合に限り、小型無人機等で使用することができる。」の追記を 実態として,5,750MHz帯における連盟の中継用無線局は,全国で愛知県・京都府内の計6局しかない(レピータ局が愛知3局・京都1局,アシスト局が名古屋市内に一対向2局).よって,ワイヤレス人材(およびドローン人材)の育成を主眼とするならば,2府県6局だけのために全国一律に計50MHz幅の使用区別を縛るのではなく,むしろ5,750MHz帯の実需の中心となっているドローンに有効活用させるべきである. とくに欧米ではRacebandとして5,658・5,695・5,732・5,769・5,806・5,843MHz(くわえて日本のアマチュアバンド外で5,880・5,917MHz)のチャネルが定められており,本緩和案は占有周波数帯域幅を考慮した上での,それら6波のうちの両端を除く4波の使用(国際調和)に道を拓くものである. 〔2022年12月に出したパブコメ〕 |
ドローンパイロットの皆さんは 賛成 のパブコメを差し入れるように.
『5.6GHzだけの局,その後(最終)』
https://jj1wtl.seesaa.net/article/502266644.html

ほかのバンドも含めたレピータの開設状況は,下表のとおりです.
| バンド | 局数 | リスト |
|---|---|---|
| 2.4GHz帯 | 46局* † | http://motobayashi.net/repeater/rep24.html |
| 5.6GHz帯 | 4局* | http://motobayashi.net/repeater/rep56.html ほかに「アシスト局」間の回線が1区間あり |
| 10.1GHz帯 | 3局 | http://motobayashi.net/repeater/rep10.html ほかに「アシスト局」間の回線が6地区10区間あり |
*:JR1WB 大手町 は除きました(局名録の『レピータ局一覧』にないので).
†:JARL Web(https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-1_Repeater/list/ushweb.pdf)では「39局」としています.
たまにはオーディットせんといかんなぁ....
バンドプラン全般
また、国際的な電波の利用動向、他の新たな電波システムの需要やアマチュア無線の態様等を踏まえ、当該周波数帯も含めた、いわゆるバンドプラン(運用規則告示)全体の将来的な見直しや更なる共用の推進に向け、検討を進める。
端的には,7MHz帯の周辺諸国とのハーモナイゼーションについてのJARLからのパブコメの募集がありました:
『IARU第3地域 HF バンドプラン委員会の40mバンドプラン改正案に関する意見募集』
https://www.jarl.org/Japanese/4_jarl/4-4_info/R3_40mBandPlan1.html
「全電波型式~あとはアマチュアのみなさんにおまかせ」――ってなオチもあるか?
10.4G・24G・47GHz帯
【後略】
- 10.45~10.5GHz 帯、24~24.05GHz 帯、47~47.2GHz 帯において、特定実験試験局の対象周波数とすることを検討する。
特定実験試験局――簡便かつ短期間で開設できる実験試験局――が,同居してくる方向に.
![]() 〔引用(リンク):『特定実験試験局関係』 https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/spexp/〕 |
以上です.
―・・・―
この『周波数再編アクションプラン』とも関連しますが,
本日(9/30(月))付で,「4.9~5.0GHz」がスマホに分配になりました(先住者の11jは,今後立ち退きです).
間髪を入れず,「欲しい人,手をあげて!」のコールがかかっています:
『4.9GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付開始』
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000662.html
同時に,5Gの中継局――おうちの窓際に置くレピータなど――ほかも制度化されています.
『電波法施行規則等の一部を改正する省令』(R6省令89)ほか,R6告示275~294,R6訓令36にて.


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